強く正しく美しく。

KAT-TUNの魅力が伝わるきっかけの一片にでもなれば。

ビスタ席でKAT-TUNのライブを鑑賞した。-開演後-

さて、前回の続きです。

なるべく曲名は伏せますがどうしても演出には言及してしまうので、それも無理!という方は閲覧をお控え下さい。

 

いよいよ開演。

会場全体が暗くなり皆が立ち上がる中、ビスタ席に座る我々は「えっと…」と若干戸惑う。

というのも目の前に手すりがあり、座っているとステージは見づらいことこの上ないのですが

立つとなかなかの傾斜。おそらく野球観戦としての用途では、立ち上がることはないのでしょうね。先述した手すりのおかげで、大の大人なら転げ落ちることは無さそうですが…

で、結局、立ち上がりました。

一応「落ちないように気を付けてください」みたいな貼り紙はあったものの「立ち上がらないで下さい」とは書いてなかったので、間違っていない判断だったと思いたい。

 

で、肝心の内容ですが…感じたことが多かったので箇条書きでいきます。

・ペンライトの光がすごい

モニターに何かしら映されるまでは当然ペンライトの光しか無いわけですが、高いところから見下ろす無数の光にはなかなかの迫力があります。

特に今回のライブは光が赤色だったので、溢れんばかりの赤い光が揺らめいて海を思わせ、とにかく圧巻。

中丸くんが名古屋公演でペンライトの光の事を「ああ、血染めのね」と仰っていましたが、あながち間違ってないかもしれない。

 

・レーザーがすごい

曲中にレーザーを使用する演出がいくつかあったかと思うのですが、これがまた絶景。

天井席とはいってもセンターステージを横から見るくらいの位置だったのですが、それで却って無数の光線がよく見えました。

暗闇を切り裂くような鮮やかな光に、とにかく圧倒されます。

 

・メンバーの判別

これ、なかなか大事だと思います。

公演入るまでは「メンバーなんて米粒くらいの大きさでしか見えないでしょ」と思っていたのですが、米粒というほどでもなかった。たぶん大豆くらい。

米粒だと思っていたのが大豆くらいには見えたので、私としては「意外と見えるなあ」という印象でした。

もちろんファンサやサインボールは到底望めない距離ですが。

あと照明が暗めだったりすると、正直亀梨くんと中丸くんはパッと見て見分けがつかないことも。

「中丸くん今日腰の動きが滑らかだな~」と思っていたら亀梨くんだった。

「亀梨くんやけに今日はひょこひょこしてるな」と思っていたら中丸くんだった。

ということが2,3回ありました。

上田くんは髪型的にもダンス的にも見間違えることはなかったです。

ちなみに双眼鏡ですが、私は普段から使用しないので使わなくてもどうということは無かったのですが

普段から使っている方や、持って行こうか悩んでる方は後悔しないためにも持って行かれることをおススメします。

 

・全体像が見える

これぞ天井席の醍醐味だと思います。

メンバーの挙動、位置、ステージの構成、テーマにしている色、すべて見られます。

あと俯瞰して見られるので、ライブに込められたメッセージ性は把握しやすかったように思います。

ちなみに今回の「10Ks!」ライブツアーのテーマそのものについては、また別記事で書こうと思っています。一緒くたにしたら長くなりすぎたので。

 

・規制退場がない

終演後はすぐ出られます。

出口も他の席と反対側になるので、比較的快適に退場できたかと。

ただし移動にエレベーターを使うのでドームから出るまでにわりかし時間がかかるのと、出口によってはぐるりと回らないといけないので、駅に着く頃には結局混んでいるかもしれませんが…

 

以上、ビスタ席の感想でした。

他の方も言われていますが、少なくともKAT-TUNのライブに関して言えば

メンバーがこだわり抜いた構成や特効を俯瞰して見られるので、ぜひ天井席での鑑賞もおススメしたい!

アイドルのライブというよりは、一つの舞台を見ているかのような感覚が楽しめます。

メンバーも遠くの席から見ても楽しめるようライブを作り込んでいるということなので、その感動はお墨付きです。

また席がゆったりしているので、母娘参戦にもおススメです(私がそうだったので)。

 

デメリットとしては、入場までに手続きが多いこと・時間がかかること・メンバーが外周回ってきても気付かれる見込みが皆無であること、くらいでしょうか。

まあグループ的にファンサばしばし決めるようなグループでもないので、あまりその辺の疎外感は無かったです。笑

それよりも演出全体を俯瞰して見られたことへの感動の方が大きかったかな。

 

よく言われる「天井席こそ神席」、あれあながち間違ってもいないと思います。

アリーナでも天井席でもそれぞれの楽しみ方ができる、ということを身をもって体感できました。

そしてそんなライブをいついかなる時でも提供してくれるKAT-TUNに、改めて感服しました♪